書きかけのネタを晒す その1

昨日チャットで、お友達から

「書きかけのネタでもいいからみたいなー」

と言われたので、色々発掘してみました(笑)

今日の書きかけは

空の中 高巳×光稀

「習慣」


多分、xxxの後のネタとして書いたブツ
<そしてあがってない(^^;A

そんなんでもよろしかったら、続きからどうぞ~~

「習慣」


ふと目を覚ますと、昨晩確かにこの腕の中に抱きしめて眠った筈の彼女がいなかった。
ぼんやりと辺りを見回すと、部屋の中は薄暗くまだ起きるには早い時間だと言う事が知れる。

もしかして緊急事態かなんかで、基地に呼び戻されたかも…なんて事を思ってしまってうなだれる。彼女の職種を考えれば仕方の無い事だが、だからと言ってめげない訳じゃない。初めて二人で朝を迎えた時位、目覚めた時にまずその顔が見たいと思ったって罰は当たらないだろう。これでは後朝の余韻なんてあったもんじゃない。

起き上がって周りを見回してみると、彼女が持っていたはずのショルダーバックも無いし、書き置きのようなモノもない。
隣のベッドのシーツが綺麗なままの所を見ると、確かに一緒に寝ていたのだろう。高巳が目を覚ます前までは。

「あんまりだよ…、光稀さん」

情け無くも、はぁ~と長い息を吐くと微かな水音が聞こえた。
え?と思ってそちらを見やると、バスルームに続く扉からは細く明かりが漏れていて。
どうやら彼女は帰ってしまったわけでは無いらしいことが分かって、高巳は今度は安堵の息を吐いて、そのままベッドに倒れ込んだ。

とりあえずそのまま様子を伺っていると、カチャリと扉が開いて薄く化粧まで済ませた彼女が出てきた。

彼女はもうすっかり身仕度を終えていて、高巳は内心で舌打ちした。あわよくば、寝起きにもう一戦なんて事を考えていたからだ。
まぁ、別に服を着てしまったから出来ない、なんて事はないのだが。

そんな事を悶々と考えていたら、彼女の手が髪に触れた。

「高巳…」

彼女が近づく気配がしたので、彼女よりも早く後頭部に手を回して引き寄せた。

「んむっ?!」

これに驚いたのは光稀の方で。高巳が起きていたのにも驚いたし、頬におはようのキスのつもりがしっかりと唇を塞がれている上に舌まで絡められているのだから。

「…~っ、あ、…たか、み…」

切れ切れの息の合間にそんな切なく名前を呼ばれては、高巳としても手加減が難しくなる。

初心者の光稀を労りたいと思っているのに、それが出来なくなるのだ。

「光稀さん…」

後頭部に回した手と腰に回した手で、自分の上でホールドしたまま、クルリと体の位置を変える。
すっかり高巳に押し倒された格好になった光稀は、一体自分に何が起こっているのか分からないと言った顔をしていた。

「酷いよ、光稀さん。一人で帰ろうとするなんて」
「…は?」
「そんな完璧に身支度を終えて、俺にお別れのキスでもして帰るつもりだったのか?」
「さっきから何言ってるんだお前は!」

光稀は押し倒されている下から高巳を睨み付けた。


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